Q5争続トラブルを避ける事業承継対策のポイントは

同族会社の事業承継の際考えられる争続トラブルには次のようなものがあります。

①後継者が2人以上いる場合

先代の子供が2人いる場合など、承継にあたり(もしくは承継後に)仲違いし、会社全体がバラバラになることがあります。

承継前にそのリスクがわかる場合は会社分割により会社を複数に分けた上で承継させるなどの方法を考えなければなりません。

②株主が分散しすぎている場合

株主が分散しすぎていて、先代のことは知っているけれど後継者は知らないから株式を買い取るよう求められるケースです。

株式の買い取りは譲渡所得だけでなく、後継者に金銭的な余裕がない場合など会社が買い取ればみなし配当も発生し大きな税負担が生じ、精神的にも金銭的にも大きな負担が発生します。

先代の生前に各株主から株を買い戻すなどの対策が必要です。

③先代に愛人がいる場合

先代に愛人がいる場合に事前に対策をしていないと、会社の株や会社が使用している土地を遺言で愛人に行くように仕向ける場合があります。

そして、愛人からの買い取り請求。こうなると大変です。

必ず、家族会議を開き、最低でも株と事業用資産は後継者に渡るように公正証書による遺言を書いてもらう必要があります。